鈴木央「七つの大罪」☆☆☆

七つの大罪

10年前に王国転覆を図ったとしてお尋ね者となった騎士団「七つの大罪」のメンバーを探す王国の第3王女エリザベス。国王を捕らえ民衆を虐げる聖騎士から逃れた彼女を救ったのは、まだ少年としか見えない移動酒場の経営者メリオダスだった。

しかしこの少年こそが、たった一人でも一国の軍隊に匹敵するという力を持つ「七つの大罪」の団長「憤怒の罪(ドラゴン・シン)」のメリオダスだった。

聖騎士長を殺害したとされながら、その時の記憶を失っているメリオダスは、エリザベスと共にかつての仲間を探し出し、王国を救うために動き出す。


それぞれが異なる能力を持つ、散り散りとなった「七つの大罪」のメンバーが集結して、魔族の力を利用する聖騎士の一派と対決するのがメイン・ストーリーですが、聖騎士側も派閥が有るようで、なかなか込み入った物語となっています。

管理人は現在コミックで6巻まで読みましたが、「七つの大罪」もまだ4人が集まっただけで、まだまだ紆余曲折がありそうな雰囲気。

全体的に少年向きの王道ファンタジィという雰囲気で、むかし少年ジャンプに連載されていた「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」を彷彿させるような世界観が馴染みやすい感じです。

その後、コミックで14巻まで読みましたが、徐々に話が広がってきました。

あまり長く続く物語はマンネリ化するというか飽きると言うか、そういうのは残念ながら避けられない。面白いのは確かなんですけどね。

 

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