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ハメット賞を受賞した作品の一覧です。

ハメット賞受賞作

ハメット賞(The Hammett Prize)は、私立探偵サム・スペードを主人公にしたハードボイルド小説などで有名な作家ダシール・ハメットに因んで名づけられたミステリィ文学賞で、アメリカ及びカナダのサスペンス・ミステリィ小説やノン・フィクションなどを対象にして、国際推理作家協会北米支部が授与しています。
以下は受賞作の一覧です。

2023年

コルソン・ホワイトヘッド(Colson Whitehead)

(Crook Manifesto)

    2022年

    (Samantha Jayne Allen)

    (Pay Dirt Road)

      2021年

      S・A・コスビー(S.A. Cosby)

      頬に哀しみを刻め(Razorblade Tears)

        殺人罪で服役した黒人のアイク。出所後庭師として地道に働き、小さな会社を経営する彼は、ある日警察から息子が殺害されたと告げられる。白人の夫とともに顔を撃ち抜かれたのだ。一向に捜査が進まぬなか、息子たちの墓が差別主義者によって破壊され、アイクは息子の夫の父親で酒浸りのバディ・リーと犯人捜しに乗り出す。息子を拒絶してきた父親2人が真相に近づくにつれ、血と暴力が増してゆき――。
        (「内容紹介」より)

        2019年

        ジェーン・スタントン・ヒッチコック(Jane Stanton Hitchcock)

        (Bluff)

          2018年

          ルー・バーニー(Lou Berney)

          11月に去りし者(November Road)

            1963年11月、ニューオーリンズ。暗黒街で生きる男ギドリーは、ケネディ大統領暗殺の報に嫌な予感を覚える。数日前に依頼された仕事はこの暗殺絡みに違いない。ならば次に死ぬのは自分だ、と。仇敵を頼って西へ向かう道中、夫から逃れてきた訳ありの母娘と出会ったギドリーは家族連れを装いともに旅するようになる。だが組織が放った殺し屋はすぐそこに迫っていた――MWA賞受賞作家の話題作。
            (「内容紹介」より)

            2017年

            ステファン・マック・ジョーンズ(Stephen Mack Jones)

            (August Snow)

              2016年

              ドメニック・スタンズベリー(Domenic Stansberry)

              白い悪魔(The White Devil)

                私は二度結婚した。そして、夫は二人とも死んでしまった──。故郷アメリカを離れ、ローマで暮らす若手女優とその兄。彼らは名門出身の政治家と有名女優の夫妻に惹かれて近づくが……。ルネサンス期の戯曲をもとに、エドガー賞受賞作家が描きだす傑作ノワール
                (「内容紹介」より)

                2015年

                リサ・サンドリン(Lisa Sandlin)

                (The Do-Right)

                  2014年

                  スティーヴン・キング(Stephen King)

                  ミスター・メルセデス(Mr. Mercedes)

                    老若男女が職を求めて早朝から列を成す市民ホール。そこで惨劇は起きた。突如あらわれた一台のメルセデスが人々の群れに突っ込んだのだ。死者8名、重傷者多数。現場から逃走したメルセデスはほどなくして発見されたが、運転者は姿を消していた。マスコミが「メルセデス・キラー」と呼んだ大量殺人犯は逃げおおせたのだ。それから一年。この事件を担当した退職刑事ホッジズのもとに手紙が届いた。差出人は「メルセデス・キラー」。犯人はホッジズを愚弄するような言葉を書き連ねていた。退職から半年を経て、生きる目的を失っていたホッジズは動き出す。名刑事と謳われた彼が最後の最後に解決できなかった大事件を調査するのだ。一方、「メルセデス・キラー」ことブレイディは歪んだプライドを抱えつつ傍目には平凡な暮らしをつづけていた。仕事はアイスクリーム売り。ターゲットはホッジズだ……
                    (「内容紹介」より)

                    2013年

                    リチャード・レンジ(Richard Lange)

                    (Angel Baby)

                      2012年

                      ハワード・オーウェン(Howard Owen)

                      (Oregon Hill)

                        2011年

                        ジェイムズ・サリス(James Sallis)

                        (The Killer is Dying)

                          2010年

                          オレン・スタインハウアー(Olen Steinhauer)

                          ツーリストの帰還(The Nearest Exit)

                            凄腕スパイのミロは、家族の事情でやむなくCIAに復帰するが……。人気シリーズ第二作
                            (「内容紹介」より)

                            2009年

                            ジェデダイア・ベリー(Jedediah Berry)

                            探偵術マニュアル(The Manual of Detection)

                            • 再読度 ☆:読後感 ☆☆

                            〈探偵局〉随一の辣腕探偵シヴァートが失踪した。彼専任の事務員アンウィンは、探偵術マニュアルと眠り病の助手だけを頼りに、難事件に挑む。ハメット賞受賞作。
                            (「内容紹介」より)

                            2008年

                            ジョージ・P. ペレケーノス(George P. Pelecanos)

                            (The Turnaround)

                              2007年

                              ジル・アダムスン(Gil Adamson)

                              (The Outlander)

                                2006年

                                ダン・フェスパーマン(Dan Fesperman)

                                (The Prisoner of Guantanamo)

                                  2005年

                                  ジョゼフ・キャノン(Joseph Kanon)

                                  (Alibi)

                                    2004年

                                    チャック・ホーガン(Chuck Hogan)

                                    強盗こそ、われらが宿命(Prince of Thieves)

                                      2003年

                                      キャロル・グッドマン(Carol Goodman)

                                      (The Seduction of Water)

                                        2002年

                                        オーウェン・ペリー(Owen Parry)

                                        (Honor's Kingdom)

                                          2001年

                                          アラン・ファースト(Alan Furst)

                                          影の王国(Kingdom of Shadows)

                                            2000年

                                            マーガレット・アトウッド(Margaret Atwood)

                                            昏き目の暗殺者(The Blind Assassin)

                                              1945年、妹のローラは車ごと橋から転落して死んだ。あれは本当に事故だったのだろうか? 年老い孤独に暮らす姉アイリスは、釦工業で財をなした町いちばんの名家だった家族の歴史と姉妹の来し方を振り返っていく……。ローラの手になる小説『昏き目の暗殺者』、次々と亡くなっていく親族たちの死亡記事、そして老女の回想が織りなすある一族の波瀾の歴史。稀代の物語作家が圧倒的想像力で描くブッカー賞、ハメット賞受賞作。
                                              (「内容紹介」より)

                                              1999年

                                              マーティン・クルーズ・スミス(Martin Cruz Smith)

                                              ハバナ・ベイ(Havana Bay)

                                                ロシア検察局のレンコは、ハバナ湾で不審死を遂げた仲間の身元確認のためキューバへ飛んだ。最愛の妻を亡くし失意の日々を暮らす彼は自殺さえ決意していたが、ロシアに見捨てられた島で待っていたのは冷たい視線の革命国家警察だった。『ローズ』に続き、ハメット賞連続受賞に輝く傑作ミステリー。
                                                (「内容紹介」より)

                                                1998年

                                                ウィリアム・ホフマン(William Hoffman)

                                                (Tidewater Blood)

                                                  1997年

                                                  ウィリアム・デヴェレル(William Deverell)

                                                  (Trial of Passion)

                                                    1996年

                                                    マーティン・クルーズ・スミス(Martin Cruz Smith)

                                                    ローズ(Rose)

                                                      ウィガン――そこは女王や教会の権力も及ばない独立した“王国”だった。住民の敵意に満ちた視線を浴びながら、忽然と姿を消した牧師補を追い求めて炭坑町をさまよう鉱山技師ブレア。探索の途次、目の前に現れた謎の女ローズ。めくるめく陶酔とサスペンス!名作『ゴーリーキー・パーク』の巨匠が放つ、ミステリー大作。
                                                      (「内容紹介」より)

                                                      1995年

                                                      メアリ・W・ウォーカー(Mary Willis Walker)

                                                      神の名のもとに(Under the Beetle's Cellar)

                                                        1994年

                                                        ジェイムズ・リー・バーク(James Lee Burke)

                                                        ディキシー・シティ・ジャム(Dixie City Jam)

                                                          刑事ロビショーは、沈没した独の潜水艦探索を巡りネオ・ナチのサイコパス、ウィルと対峙する。一方、ニューオーリンズではマフィアの抗争が勃発し、ロビショーに火の粉が降りかかろうとしていた――。
                                                          (「内容紹介」より)

                                                          1993年

                                                          ジェイムズ・クラムリー(James Crumley)

                                                          友よ、戦いの果てに(The Mexican Tree Duck)

                                                            1992年

                                                            アリス・ホフマン(Alice Hoffman)

                                                            タートル・ムーン(Turtle Moon)

                                                              1991年

                                                              エルモア・レナード(Elmore Leonard)

                                                              (Maximum Bob)