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畠中恵「うそうそ しゃばけ(5) 」の感想です。

畠中恵「うそうそ しゃばけシリーズ 5」☆☆

うそうそ

大江戸時代ファンタジィ「しゃばけ」シリーズの第5作目です。

日本橋の老舗薬種問屋長崎屋の若だんな一太郎が、体を丈夫にするために箱根の温泉に湯治にいくことになった。

ひ弱な一太郎にとって初めての旅で、長旅はとても無理だと小田原までは長崎屋の船に乗って行くことになる。

しかし常に一太郎が身体をこわさぬように目を光らせているお目付け役の手代仁吉と佐助の二人の兄や(実は二人とも妖怪)は、何故かいつの間にか姿が見えなくなり、一太郎は異母兄の松之助と宿に向かうことになった。


箱根の雲助や天狗、更には山神と人間の混血娘のお比女ちゃんが登場して、いつも通りの大騒動が箱根を中心に展開され、最後は身体は弱いが勘が鋭い一太郎の活躍もあってメデタシ・メデタシのお話となります。

何だか一太郎と相性の良さ気なお比女ちゃんが今後は脇役としてドンドン出てくるかと思いきや、案外とそうでもないみたい。

過保護な両親や兄やたちに加えて、変わり者の嫁さんが一太郎のところに来るともっと面白そうになると思いますが・・・。