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月子 「つるつるとザラザラの間」の感想です。

月子「つるつるとザラザラの間」☆☆

つるつるとザラザラの間

家業がペットショップを営んでいる少年・白根環は、男子校の中学に通う少し内向的だけどごく普通の中2生。

家の手伝いで、実は大の苦手の爬虫類の世話をしている。

そんな環に、隣の女子中学に通う美少女・虻川さやが何故か一目ぼれした。

可愛い女の子だけど爬虫類が大好きで、爬虫類をペットにしている少し変わったところのあるさやからデートに誘われた環は、何で僕のことが好きなんだろうとドキドキしながらさやと交際を始める。


女の子と話すのも恥ずかしい純情で少し昔風の少年と、個性的で変わり者の美少女とのラブコメで、何となくゆるくてふんわりとする雰囲気のエピソードが続く全4巻のコミックです。

大した事件は起こりませんが、好きな子と手をつなぐのもドキドキするという環のピュアな恋の行方が可愛らしくて、微笑ましくて、読んでいて気持ちが良い作品です。

第1巻がKindleの無償コミックになっていたので読んでみましたが、案外と拾い物でした。

こういうゆるい話って気持ちがササクレなくて好きです。おもわず全巻揃えてしまいました。