アガサ賞 最優秀長篇賞 (Best Contemporary Novel)受賞作
アガサ賞(Agatha Award)はアメリカのファンクラブ「マリス・ドメスティック(Malice Domestic)」が、ミステリィ作家アガサ・クリスティに敬意を表して「伝統的なミステリ」を対象に授与するミステリィの文学賞です。
「最優秀長篇賞」「最優秀処女長篇賞」「最優秀短篇賞」「最優秀ノンフィクション賞」「最優秀ヤングアダルト賞」等幾つかの部門に分かれていますが、以下は最優秀長篇賞(Best Contemporary Novel、2012年まではBest Novel)の受賞作です。同じ作家が何度も受賞しているのが目立ちますね。
2024年
(Gigi Pandian)
(A Midnight Puzzle)
2023年
(Tara Laskowski)
(The Weekend Retreat)
2022年
ルイーズ・ペニー(Louise Penny)
(A World of Curiosities)
2021年
エレン・バイロン(Ellen Byron)
(Cajun Kiss of Death)
2020年
ルイーズ・ペニー(Louise Penny)
(All the Devils are Here)
2019年
アン・クリーヴス(Ann Cleeves)
哀惜(The Long Call)
海岸で発見された男性の死体。彼の死に隠された真相とは? 小さな町に起きた奇妙で複雑な事件に、刑事マシュー・ヴェンが挑む。
(「内容紹介」より)
2018年
エレン・バイロン(Ellen Byron)
(Mardi Gras Murder)
2017年
ルイーズ・ペニー(Louise Penny)
(Glass Houses)
2016年
ルイーズ・ペニー(Louise Penny)
(A Great Reckoning)
2015年
マーガレット・マロン(Margaret Maron)
(Long Upon the Land)
2014年
ハンク・フィリッピ・ライアン(Hank Phillippi Ryan)
(Truth Be Told)
2013年
ハンク・フィリッピ・ライアン(Hank Phillippi Ryan)
(The Wrong Girl)
2012年
ルイーズ・ペニー(Louise Penny)
(The Beautiful Mystery)
2011年
マーガレット・マロン(Margaret Maron)
(Three-Day Town)
2010年
ルイーズ・ペニー(Louise Penny)
(Bury Your Dead)
2009年
ルイーズ・ペニー(Louise Penny)
(The Brutal Telling)
2008年
ルイーズ・ペニー(Louise Penny)
スリー・パインズ村の無慈悲な春(The Cruelest Month)
2007年
ルイーズ・ペニー(Louise Penny)
スリー・パインズ村と運命の女神(A Fatal Grace)
2006年
ナンシー・ピカード(Nancy Pickard)
凍てついた墓碑銘(The Virgin of Small Plains)
17年前の吹雪の夜、雪におおわれた放牧地で若い娘の全裸死体が発見された。娘は身元不明のまま墓地に葬られたが、その事件は三人の若者の人生を大きく変えてしまった。死体を発見した保安官の息子、それを目撃した判事の息子、そして彼の恋人だった医師の娘……月日は流れ、ある出来事をきっかけに止まっていた時計の針が動き出す。小さな町の人間関係に埋もれた事件の真相とは? 実力者が満を持して放つ力作サスペンス
(「内容紹介」より)
2005年
キャサリン・ホール・ペイジ(Katherine Hall Page)
(The Body in the Snowdrift)
2004年
ジャクリーン・ウィンスピア(Jacqueline Winspear)
(Birds of a Feather)
2003年
キャロリン・G・ハート(Carolyn Gimpel Hart)
手紙と秘密(Letter from Home)
2001年
リース・ボウエン(Rhys Bowen)
口は災い(Murphy's Law)
2000年
マーガレット・マロン(Margaret Maron)
(Storm Track)
1999年
アーリーン・ファウラー(Earlene Fowler)
(Mariner's Compass)
1998年
ローラ・リップマン(Laura Lippman)
スタンド・アローン(Butchers Hill)
1997年
ケイト・ロス(Kate Ross)
マルヴェッツィ館の殺人(The Devil in Music)
1996年
マーガレット・マロン(Margaret Maron)
悪魔の待ち伏せ(Up Jumps the Devil)
1995年
シャーリン・マクラム(Sharyn McCrumb)
(If I'd Killed Him When I Met Him)
1994年
シャーリン・マクラム(Sharyn McCrumb)
丘をさまよう女(She Walks These Hills)
1993年
キャロリン・G・ハート(Carolyn Gimpel Hart)
死者の島(Dead Man's Island)
1992年
マーガレット・マロン(Margaret Maron)
密造人の娘(Bootlegger's Daughter)
34歳、独身。デボラ・ノットが持っているのは、熱い正義の心と、酒の密造人の娘という汚名――弁護士デボラは殺人事件の調査を知人に依頼された。自身、地方裁判所の判事に立候補し、激しい選挙戦の最中だが、必ず犯人を見つけ出す!
(「内容紹介」より)
1991年
ナンシー・ピカード(Nancy Pickard)
悲しみにさよなら(I.O.U.)
精神を病んで入院していた母が亡くなった。いったい何が母を病気に追いやったのだろう?わたしは長年心にわだかまっていた疑問を探り始めるが、誰も当時の事情を話してはくれない。やがて脅迫めいた手紙が届き、誰かに命を狙われるはめに・・・アガサ、マカヴィティ両賞の最優秀長篇賞を受賞したシリーズ代表作。
(「出版社の解説目録」より)
1990年
ナンシー・ピカード(Nancy Pickard)
虹の彼方に(Bum Steer)
1989年
エリザベス・ピーターズ(Elizabeth Peters)
裸でご免あそばせ(Naked Once More)
1988年
キャロリン・G・ハート(Carolyn Gimpel Hart)
舞台裏の殺人(Something Wicked)