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アガサ賞処女長篇賞を受賞した作品の一覧です。

アガサ賞 最優秀処女長篇賞 (Best First Novel)受賞作

アガサ賞(Agatha Award)はアメリカのファンクラブ「マリス・ドメスティック(Malice Domestic)」が、ミステリィ作家アガサ・クリスティに敬意を表して「伝統的なミステリ」を対象に授与するミステリィの文学賞です。
最優秀現代ミステリー長篇賞(Best Contemporary Novel)」、「最優秀歴史ミステリー長篇賞(Best Historical Novel)」、「最優秀処女長篇賞(Best First Novel)」「最優秀短篇賞(Best Short Story)」「最優秀ノンフィクション賞(Best Non-Fiction)」「最優秀ヤングアダルト賞(Best Children's/YA Mystery)」等幾つかの部門に分かれていますが、以下は最優秀処女長篇賞の受賞作です。

2023年

ダフネ・シルバー(Daphne Silver)

(Crime and Parchment)

    2021年

    (Mia P. Manansala)

    (Arsenic and Adobo)

      2020年

      エリカ・ルース・ノイバウアー(Erica Ruth Neubauer)

      メナハウス・ホテルの殺人(Murder at the Mena House)

        若くして寡婦となったジェーンは、叔母の付き添いでエジプトのカイロに建つメナハウス・ホテルに滞在していた。異国の地での優雅なバカンス。だがホテルの客室で若い女性客が殺害され、第一発見者となったジェーンは、地元警察に疑われる羽目になってしまう。疑いを晴らすべく真犯人を捜そうと奔走するが、さらに死体が増え……。アガサ賞デビュー長編賞受賞、エジプトの高級ホテルを舞台に起こる事件を描く、旅情溢れるミステリ。
        (「内容紹介」より)

        2019年

        (Tara Laskowski)

        (One Night Gone)

          2018年

          (Shari Randall)

          (Curses, Boiled Again!)

            2018年

            (Dianne Freeman)

            (A Lady's Guide to Etiquette and Murder)

              2017年

              (Kellye Garrett)

              (Hollywood Homicide)

                2016年

                (Cynthia Kuhn)

                (The Semester of Our Discontent)

                  2015年

                  (Art Taylor)

                  (On the Road with Del and Louise)

                    2014年

                    (Terrie Farley Moran)

                    (Well Read, Then Dead)

                      2013年

                      (Leslie Budewitz)

                      (Death Al Dente)

                        2012年

                        (Susan M. Boyer)

                        (Lowcountry Boil)

                          2011年

                          (Sara J. Henry)

                          (Learning to Swim)

                            2010年

                            エイヴリー・エイムズ(Avery Aames)

                            名探偵のキッシュをひとつ(The Long Quiche Goodbye)

                            • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆

                            老舗チーズ店の跡継ぎシャーロットは、香りだけで種類を見極めるチーズの達人。そんな彼女は、祖父母が築きあげた大切な店に磨きをかけるため、思いきって店舗をリニューアルすることに。そして迎えた新装開店当日。無料で村人たちを招き、チーズや特製キッシュ、シャンパンで最高のおもてなし。その味を絶賛され、パーティは大成功、と安心したのもつかのま。よりによって店の目の前で、いじわるな地主が殺される事件が起こり…!?あろうことか容疑者にされてしまった大好きな祖母を救うため、シャーロットは忙しい店の仕事のかたわら、犯人捜しに乗り出す。チーズの解説&美味しいレシピがいっぱいのシリーズ第1弾。アガサ賞受賞作。
                            (「BOOK」データベースより)

                            2009年

                            アラン・ブラッドリー(Alan Bradley)

                            パイは小さな秘密を運ぶ(The Sweetness at the Bottom of the Pie)

                              化学と毒物をこよなく愛する11歳の少女フレーヴィアの活躍を、温かいのびやかな筆致で描くシリーズ第1弾。オレンジの切手の秘密とは? CWAデビュー・ダガー受賞作。
                              (「内容紹介」より)

                              2008年

                              G・M・マリエット(G. M. Malliet)

                              コージー作家の秘密の原稿(Death of a Cozy Writer)

                                裕福で年老いた大人気コージー作家のエイドリアンが、子どもたちに結婚式の招待状を送りつけてきた。この結婚でまた遺言書が変わるのかと当惑する子どもたち。屋敷に集まった彼らに父親が予想外の事実を告げた翌朝、相続人候補がひとり減ることに。だれもがあやしい殺人事件に挑むセント・ジャスト警部の推理の行方は?皮肉の効いた筆致が光る、アガサ賞受賞のシリーズ第一作。アガサ賞最優秀処女長篇賞受賞。
                                (「BOOK」データベースより)

                                2007年

                                ハンク・フィリッピ・ライアン(Hank Phillippi Ryan)

                                (Prime Time)

                                  2006年

                                  サンドラ・パーシャル(Sandra Parshall)

                                  冷たい月(The Heat of the Moon)

                                    「なぜ私と父の写真はないの?」「なぜ母は父のことを話してくれないの?」ある日、獣医のレイチェルはクリニックで幼い女の子が泣いている姿を見て動揺し、過去の記憶の断片を蘇らせてしまった。精神分析医の母と妹の3人で仲良く暮らしていたレイチェルだったが、以来、幼い頃の自分への疑念は募るばかり…。ついに彼女が開けてしまった秘密の扉は、思いがけない事実へと繋がっていった。アガサ賞受賞の心理サスペンス。
                                    (「BOOK」データベースより)

                                    2005年

                                    ローラ・ダラム(Laura Durham)

                                    ウェディングプランナーは眠れない(Better Off Wed)

                                      苦情、ドタキャン、神経質な花嫁…今度は死体まで!?ウエディング・プランナーのアナベルが手がけたゴージャスな結婚式で、なんと花嫁の口うるさい母親の死体が発見された。死因は薬物。料理を出した友人の容疑を晴らすためアナベルが事件の真相に迫る!人生いろいろ、秘密もいろいろ。人の本音が見え隠れする結婚式を舞台に、現役ウエディング・プランナーの著者が結婚式の苦悩をユーモアたっぷりに描いたミステリ。
                                      (「BOOK」データベースより)

                                      2004年

                                      ハーレイ・ジェーン・コザック(Harley Jane Kozak)

                                      誘惑は殺意の香り(Dating Dead Men)

                                        グリーティングカード・ショップの雇われ店長ウォリーの悲願は独立して自分の店を持つこと。そのためデートクラブのアルバイトもこなし、多忙な日々を過ごしている。ところが、予想外の事態が勃発した。偶然道端で射殺死体を発見。しかも現場で出会った怪しげながらも魅力的な男性に一目惚れしてしまったのだ。彼の正体は? 殺人事件の真相は? マカヴィティ、アンソニーの両新人賞に輝いた、ロマンティック・サスペンス
                                        (「内容紹介」より)

                                        2003年

                                        ジャクリーン・ウィンスピア(Jacqueline Winspear)

                                        夜明けのメイジー(Maisie Dobbs)

                                          ロンドンで探偵事務所を開いたメイジーの初めての仕事は、上流婦人の浮気調査だった。早速、尾行を始めたものの、たどりついたのは寂しい墓地。貴婦人には一体どんな秘密が…?自らの才覚を頼りに、メイドから大学生、看護婦、そして探偵へと我が道を切り拓くメイジーのドラマチックな運命!二〇世紀初頭の古さと新しさが同居する英国を舞台に、恋に仕事に真摯なメイジーの姿を描くアガサ賞、マカヴィティ賞受賞作。
                                          (「BOOK」データベースより)

                                          2002年

                                          ジュリア・スペンサー=フレミング(Julia Spencer-Fleming)

                                          (In the Bleak Midwinter)

                                            2001年

                                            サラ・ストロマイヤー(Sarah Strohmeyer)

                                            バブルズはご機嫌ななめ(Bubbles Unbound)

                                              記者を夢見るバブルズは、チューブトップにホットパンツが大好きなバツイチの美容師。自殺未遂や轢死体に出くわして特ダネを狙うも、とんだトラブルに巻き込まれ絶体絶命の窮地に。弁護士の元夫や億万長者を敵にまわして、女の人生やり直しはできるのか!?新ヒロインの離れ業も鮮やかなアガサ賞受賞作。
                                              (「BOOK」データベースより)

                                              2000年

                                              (Rosemary Stevens)

                                              (Death on a Silver Tray)

                                                1999年

                                                ドナ・アンドリューズ(Donna Andrews)

                                                庭に孔雀、裏には死体(Murder with Peacocks)

                                                  わたしは母と親友と弟、三つの結婚式の花嫁付添人を頼まれ、式の準備に追われていた。衣裳選び、式に彩りを添える孔雀の調達などと、やることは山ほどあるのに、家の裏から死体が見つかったせいで、ミステリ好きの父にひっぱられて犯人捜しをするはめに…スーパーウーマン、メグと変人揃いの親戚一同の活躍。謎解き、ユーモア、ロマンスが融合したアガサ賞、アンソニー賞、マリス・ドメスティック・コンテスト受賞作。
                                                  (「BOOK」データベースより)

                                                  1998年

                                                  ロビン・ハサウェイ(Robin Hathaway)

                                                  フェニモア先生、墓を掘る(The Doctor Digs a Grav)

                                                    昔気質のフェニモア先生は小さな診療所の開業医。愛猫を撫で撫でミステリを読み耽る彼だが、時には実際の事件に遭遇することも。死んだ飼い猫を埋めたいという少年を手伝って地面にせっせと穴を掘れば、そこから女性の死体が!死体の奇妙な埋葬法に疑問を感じた先生は、本業そっちのけで調査に奔走するが…にわか探偵フェニモア先生の推理がさえわたる新シリーズ。アガサ賞、マリス・ドメスティック・コンテスト受賞作。
                                                    (「BOOK」データベースより)

                                                    1997年

                                                    スジャータ・マッシー(Sujata Massey)

                                                    雪 殺人事件(The Salaryman's Wife)

                                                      日系アメリカ人のレイ・シムラは東京で働く英語教師。正月休みの旅先で、同宿のサラリーマンの妻が殺された。誤認逮捕された弁護士と共に犯人を追うレイに魔の手が迫り、第二の殺人が。事件はハイテク・スパイ戦のもつれか、それとも不幸な家族関係の果てか。日本を舞台にした本格ミステリー、鮮烈デビュー作。アガサ賞新人賞受賞作。
                                                      (「BOOK」データベースより)

                                                      1996年

                                                      アン・ジョージ(Anne George)

                                                      衝動買いは災いのもと(Murder on a Girl's Night Out)

                                                        まじめで几帳面なパトリシア・アンは料理も菓子作りもお手のもの。二人の孫にも恵まれ、教職を引退した今、気に掛かるのは夫の食生活くらい…と思っていたら大間違い!事の始まりは、お金持ちの姉のとんでもない衝動買いだった。思いつきで店ごとウエスタン・バーを買ったはいいが、まもなく店内で前オーナーの死体が発見され、パトリシア・アンの元教え子が警察に連行された。まさかそんなはずは!彼女はこれまでの平穏な日々(アップルソース作りに老眼鏡の置き忘れ、娘の婿さがしetc.)に、真犯人を捜すという大仕事を加えることに―。姉妹歴60年、仲が悪いようで仲がいい(!?)おしゃべり凸凹コンビによる珍捜査の行方は?アガサ賞受賞作。
                                                        (「BOOK」データベースより)

                                                        1995年

                                                        ジーン・M・ダムズ(Jeanne M. Dams)

                                                        眠れない聖夜(The Body in the Transept)

                                                          クリスマスに死体につまずくなんて!夫を亡くし、イギリスに移住した老婦人のドロシーは、大聖堂で参事会員ビリングズの死体を発見した。現場の状況から、警察は殺人と断定して捜査を始める。被害者は傲慢な性格で敵も多く、死ぬ直前も彼女の知り合いの学生と口論していた。やがてその学生に疑いがかかるが、彼の心優しい面を知っているドロシーは無実を信じて真相を探る…アガサ賞に輝いた、心温まる謎解きミステリ。
                                                          (「BOOK」データベースより)

                                                          1994年

                                                          ジェフ・アボット(Jeff Abbott)

                                                          図書館の死体(Do Unto Others)

                                                            田舎町で図書館の館長を務めるジョーダン・ポティートは、身の不運を嘆いた。前の日に口論した中年女性が、あろうことか彼の図書館で他殺体で発見されたのだ。その被害者はジョーダンや彼の母親らの名前と、聖書からの引用を記した奇妙極まるメモを隠し持っていた。殺人の容疑者となったジョーダンは、身の証しを立てるために犯人捜しを始めるが―アガサ賞、マカヴィティ賞の最優秀新人賞を受賞した人気シリーズ第1弾。
                                                            (「BOOK」データベースより)

                                                            1993年

                                                            ネヴァダ・バー(Nevada Barr)

                                                            山猫(Track of the Cat)

                                                              テキサス州の高地砂漠地帯にあるグアダルーペ山脈国立公園。初夏のある日、女性レンジャーのシェイラ・ドゥルアリーが、悲惨な遺体となって奥地で発見された。発見者はピューマの生態調査をしていた同僚のアンナ・ピジョン。遺体には、動物の爪跡と噛み跡が、現場周辺の地面には大型獣の足跡が残っていた。警察と公園管理局はピューマのしわざと断定し、狩猟チームを編成した。だが、アンナは不自然な足跡に疑問を抱き、犯人はピューマではないと主張する。手を下したのは人間だ。独自に捜査を進めるアンナは何者かに命を狙われた。なぜシェイラは死ななければならなかったのか。アンナは公園に隠された邪な真実にたどりつく。ピューマと自然と動物を愛する女性レンジャーが、雄大な国立公園を舞台に繰り広げる自然派ハードボイルド。
                                                              (「BOOK」データベースより)

                                                              1992年

                                                              バーバラ・ニーリイ(Barbara Neely)

                                                              怯える屋敷(Blanche on the Lam)

                                                                ひょんなことから警察に追われるはめに陥った黒人家政婦のブランチは、身を隠すためにある富裕な一家の別荘で働くことにした。だが、屋敷には不穏な空気が漂っていた。どうやら、莫大な財産をめぐる対立があるらしい。やがて、一家と親交のある保安官が謎の死を遂げて…家政婦ブランチ・ホワイトが、知恵と勘を働かせて事件の謎を解きあかす。アンソニー賞、アガサ賞、マカヴィティ賞の最優秀処女長篇賞に輝いた話題作。
                                                                (「BOOK」データベースより)

                                                                1991年

                                                                メアリ・W・ウォーカー(Mary Willis Walker)

                                                                凍りつく骨(Zero at the Bone)

                                                                • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆

                                                                闇の中で大きく目を開けて、目の前の光景を想像した。二メートルを超える太った雌の大蛇が、ゆっくりととぐろを解いている。骨まで凍りつき、身体に氷の芯ができたようだ。部屋は不気味なほど静かだった。―悲惨な死を遂げた父の謎を追う美人犬訓練士キャサリンの身に危難が…。アガサ賞受賞の傑作。
                                                                (「出版社の解説目録」より)

                                                                1990年

                                                                キャサリン・ホール・ペイジ(Katherine Hall Page)

                                                                待ち望まれた死体(The Body in the Belfry)

                                                                  生まれも育ちもNYという正真正銘、都会育ちのフェイス。持ち前の積極的な性格から仕出し料理の店を開くと、大手マスコミも絶賛するほどの盛況ぶりだったが、たまたま知り合った男性トムと恋に落ち、仕事を捨てて結婚。ところがトムの仕事は、ニューイングランドの片田舎での牧師だった。泣く泣く愛するマンハッタンに別れを告げてニューイングランドへやってきたフェイス。美しい自然と平和だけが取り柄のようなこの村になんと殺人事件が起こった…。アガサ賞最優秀処女長篇賞に輝くウィットに富んだ秀作ミステリー。
                                                                  (「BOOK」データベースより)

                                                                  1989年

                                                                  ジル・チャーチル(Jill Churchill)

                                                                  ゴミと罰(Grime and Punishment)

                                                                    ジェーンの朝は、三人の子供たちを起こして回ることから始まる。平凡な一日? でも今日はいつもと様子が違う。お隣で、掃除婦さんが掃除機のコードで絞殺されてしまったのだ。疑われたのは近所の主婦一同。わが家を守るため、ジェーンは探偵役を買って出たが……。アガサ賞最優秀処女長編賞に輝く期待の本格ミステリ登場!
                                                                    (「BOOK」データベースより)

                                                                    1988年

                                                                    エリザベス・ジョージ(Elizabeth George)

                                                                    大いなる救い(A Great Deliverance)

                                                                      ヨークシャーの片田舎で、首を斧で切り落とされた農夫の死体が発見された。そばには自分がやったと呟く娘の姿が…だが、彼女は心を堅く閉ざしてしまう。捜査にスコットランド・ヤードからリンリー警部とハヴァーズ巡査部長が派遺された。二人が人間関係の闇の奥に見た戦慄の真相とは?アガサ賞、アンソニー賞、フランス推理小説大賞を受賞したミステリ界の新女王の話題作。改訳決定版。
                                                                      (「BOOK」データベースより)