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ジョン・グリシャム「スキッピングクリスマス」の感想です。

ジョン・グリシャム「スキッピングクリスマス」☆☆

スキッピングクリスマス

毎年繰り返されるクリスマスの馬鹿騒ぎにうんざりしていた会計士の男が、一人娘が南米奥地にボランティアに出かけたのを良いことに、妻と二人でカリブ海クルーズ旅行を計画する。

しかし彼がクリスマスをさぼる事を宣言したことから、地域や家族を巻き込んだ大騒動が沸き起こってしまい・・・。


正直ここまでのクリスマスに対する思い入れは、日本人の管理人にはピンと来ません。

アメリカって大変だな、というのが率直な感想です。

勿論グリシャムらしい大げさな言い回しで書かれたコメディチックなクリスマス物語ですから、アメリカの一般家庭がクリスマスにこんな風に騒ぐかどうかはよく分かりませんが・・・。

でも最近こそ下火になったとは言え、日本でもクリスマス・デコレーションを施す家があり、ご近所がみんな一緒にやるという場所もありましたから、この作品と同じような状況に陥ったお父さんもいたのかも知れませんね。

クリスマス・ホームコメディですので少し感動もしましたが、少々阿呆らしいという気もしました。