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1. 評決のとき ： ジョン・グリシャム

   読後感：☆☆☆　　再読度：☆☆
   アメリカ南部の町。黒人の少女を強姦した二人の白人青年を射殺した少女の父親。憤る白人社会と父親を弁護する若き弁護士。社会性の高い法廷ミステリィの傑作。

2. 依頼人 ： ジョン・グリシャム

   読後感：☆☆☆　　再読度：☆☆☆
   所持金一ドルで女性弁護士に弁護を依頼したマフィアに追われる少年。素晴らしい出来映えのミステリィ。

3. ペリカン文書 ： ジョン・グリシャム

   読後感：☆☆☆　　再読度：☆☆☆
   判事暗殺事件の調査レポートを提出した法学部の女子学生を執拗に狙う暗殺者。グリシャムらしからぬスピーディーなサスペンス。

4. 処刑室 ： ジョン・グリシャム

   読後感：☆☆☆　　再読度：☆☆
   死刑制度を含む司法・人種差別・人間性の問題に鋭く迫ったサスペンス。

5. テスタメント ： ジョン・グリシャム

   読後感：☆☆　　再読度：☆☆
   莫大な遺産を残して自殺した大富豪が、遺産を6人の遺児に渡さずに誰も知らなかった隠し子に送る遺書を残した事から起こる騒動を描いたミステリィ。

6. スキッピングクリスマス ： ジョン・グリシャム

   読後感：☆☆　　再読度：☆☆
   毎年恒例のクリスマス行事に嫌気が差してサボることを決めた会計士の男が巻き込まれる騒動を描いたクリスマス・ホームコメディ。

7. 大統領特赦 ： ジョン・グリシャム

   読後感：☆☆　　再読度：☆☆
   大統領の特赦により釈放され身元を変えてイタリアに潜伏した元辣腕ロビイストに仕掛けられた罠。イタリア観光案内のような雰囲気を漂わせるサスペンス小説。

8. 裏稼業 ： ジョン・グリシャム

   読後感：☆☆　　再読度：☆☆
   アメリカ大統領選に絡んだ陰謀を一種のコメディチックに描いたミステリィ。