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浅田次郎 「きんぴか(1) 三人の悪党」の感想です。

浅田次郎「きんぴか(1) 三人の悪党」☆☆

きんぴか(1) 三人の悪党

信頼する人物にはめられたり、英雄気取りで馬鹿な真似をしたり、とことん一本気だったりして、社会にうまく適合出来ない落伍者の男3人組。

そんな彼らが引退した刑事と組んで、自分がやりたかった何かをしでかしていく様子を描いたユーモアあふれる人情ピカレスク・ロマンです。

当然のことながら絵空事の世界になりますけど痛快なお話です。

あまり真剣になって読む類の深い作品ではありませんが、笑って応援して楽しい気持ちになれるエンターティメント小説で楽しめました。