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マカヴィティ賞(新人賞)を受賞した作品の一覧です。

マカヴィティ賞(新人賞)受賞作

マカヴィティ賞(Macavity Award)は国際ミステリー愛好会クラブ(Mystery Readers International)が主催し、クラブメンバーの投票により受賞作が決められる推理小説の文学賞です。
マカヴィティ賞の名称は、T・S・エリオットの作品「キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法」に登場する猫の名前が由来となっています。
最優秀長編賞(Best Mystery Novel)、新人賞(Best First Mystery)、ノンフィクション賞(Best Mystery Critical/Biographical)、短編賞(Best Mystery Short Story)、スー・フェダー歴史ミステリ賞(Sue Feder Memorial Award for Best Historical Mystery)の5部門がありますが、以下は新人賞の受賞作です。

  • 2023年

    ニタ・プローズ(Nita Prose)

    メイドの秘密とホテルの死体(The Maid)

      社会性に乏しく、他人の意図を読みとることができないモーリー。彼女は9カ月前に亡くなった祖母の教えを頼りに、地元の高級ホテルで客室メイドとして働いていた。ところがある日、清掃に入った客室で悪名高い大富豪ブラックの死体を発見。警察の捜査が始まると、人づきあいが苦手で誤解を招きやすい性格が災いし、人々から疑惑の目を向けられる。さいわい、ずっと見守ってくれていた老ドアマンをはじめ、頼れる仲間が現われ、危機一髪を脱する作戦にでるが…予想もしない展開の奇妙な味のミステリー
      (「内容紹介」より)

    • 2022年

      (Mia P. Manansala)

      (Arsenic and Adobo)

      • 2021年

        デイヴィッド・ヘスカ・ワンブリ・ワイデン(David Heska Wanbli Weiden)

        喪失の冬を刻む(Winter Counts)

          先住民族の居留地で起こった麻薬密売事件に巻き込まれた甥を救うため、白人と先住民の血を引く"おれ"は巨悪に立ち向かうが――
          (「内容紹介」より)

        • 2020年

          (Tara Laskowski)

          (One Night Gone)

          • 2019年

            (John Copenhaver)

            (Dodging and Burning)

            • 2018年

              シーナ・カマル(Sheena Kamal)

              喪失のブルース(The Lost Ones)

                バンクーバーの片隅で、人捜しを生業に暮らすノラ。相棒は狼の血を引く雌犬ウィスパー。私立探偵とジャーナリストのボス2人は彼女が事務所の地下室に住みついていることを知らない。そんなある日、ノラは15歳の少女が失踪したとの報せを受ける。それはかつてノラが産んで捨てた実の娘だった――。やがて浮上する15年前の事件との接点。さらに関係者が不審な死を遂げ……。異色のヒロイン誕生!
                (「内容紹介」より)

              • 2017年

                ジョー・イデ(Joe Ide)

                IQ(IQ)

                  ロサンゼルスに住む黒人青年アイゼイアは“IQ”と呼ばれる探偵だ。ある事情から大金が必要になった彼は腐れ縁の相棒の口利きで大物ラッパーから仕事を請け負うことに。だがそれは「謎の巨犬を使う殺し屋を探し出せ」という異様なものだった!奇妙な事件の謎を全力で追うIQ。そんな彼が探偵として生きる契機となった凄絶な過去とは―。新たなる“シャーロック・ホームズ”の誕生と活躍を描く、新人賞三冠受賞作!
                  (「BOOK」データベースより)

                • 2016年

                  グレン・エリック・ハミルトン(Glen Erik Hamilton)

                  眠る狼(Past Crimes)

                    帰ってきてほしい―十年前に故郷を離れ、海外で軍務についていたバンのもとに、ずっと音沙汰のなかった祖父からの手紙が届く。プロの泥棒である祖父の弱気な言葉に胸が騒いだバンは、急ぎ帰郷した。だが到着した彼を待っていたのは、頭に銃撃を受けた祖父の姿だった!人事不省の祖父をまえに事件の真相を追う決心をしたバンは祖父の仕事仲間に協力を仰ぐ…ミステリ賞三冠を制した昂奮と哀愁がクロスするサスペンス
                    (「BOOK」データベースより)

                  • 2015年

                    ジュリア・ダール(Julia Dahl)

                    インヴィジブル・シティ(Invisible City)

                      ブルックリンのスクラップ置き場で全裸の女性の遺体が見つかる。駆けつけた新米記者のレベッカは遺体が検死もされずに黒衣の男たちに引き渡されるのに驚いた。彼らは大都会の一画で戒律を厳格に守って閉鎖的社会を営む正統派ユダヤ教徒だったのだ。事件そのものが隠蔽されそうになるのに気づいたレベッカは、真相を探ろうとする。だが彼女の前には強固な壁が立ちふさがった!全米のミステリ新人賞を総なめにした話題作。シェイマス賞、マカヴィティ賞、バリー賞、最優秀新人賞三冠!
                      (「BOOK」データベースより)

                    • 2014年

                      テリー・シェイムズ(Terry Shames)

                      (A Killing at Cotton Hill)

                      • 2013年

                        ダニエル・フリードマン(Daniel Friedman)

                        もう年はとれない(Don't Ever Get Old)

                          捕虜収容所でユダヤ人のあんたに親切とはいえなかったナチスの将校が生きているかもしれない―臨終の床にある戦友からそう告白された、87歳の元殺人課刑事バック・シャッツ。その将校が金の延べ棒を山ほど持っていたことが知られ、周囲がそれを狙ってどんどん騒がしくなっていき…。武器は357マグナムと痛烈な皮肉。最高に格好いい主人公を生み出した、鮮烈なデビュー作!
                          (「BOOK」データベースより)

                        • 2012年

                          レナード・ローゼン(Leonard Rosen)

                          捜査官ポアンカレ―叫びのカオス(All Cry Chaos)

                            アムステルダムのホテル最上階で起こった数学者爆殺事件。世界貿易機関で講演予定だった被害者は極めて特殊な爆薬で吹き飛ばされていた。インターポールのベテラン捜査官アンリ・ポアンカレは事件に奇妙な因縁を感じていた。彼の曾祖父も数学者、しかもかの天才ポアンカレなのだ。アンリは事件の背後関係を追い始めるが、あるテロリストが彼の家族の抹殺指令を出したことを知り…。アメリカとヨーロッパを舞台に、原理主義的狂信者、フラクタル理論、第三世界の過激派、終末の預言が入り乱れる、混沌のスリラー。
                            (「BOOK」データベースより)

                          • 2011年

                            ブルース・ダシルヴァ(Bruce DeSilva)

                            記者魂(Rogue Island)

                              マリガンはしがない地方紙記者。生まれ育った町で起こる事件を、自分流を貫きながら追いつづけてきた。ある日、古い住宅ひしめく一画で連続放火事件が発生。子どもたちや、幼馴染の消防士も命を落とした。絶対に犯人を捕まえてやると意気込み、取材に奔走するマリガン。しかし、ただの放火魔の犯行とは思えぬ状況になってきた。この故郷で、いったい何が起きているのか?身の危険を感じつつもマリガンは執念の取材を続けるが……。エド・マクベインが見出した新鋭の話題作! アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞受賞。
                              (「内容紹介」より)

                            • 2010年

                              アラン・ブラッドリー(Alan Bradley)

                              パイは小さな秘密を運ぶ(The Sweetness at the Bottom of the Pie)

                                化学と毒物をこよなく愛する11歳の少女フレーヴィアの活躍を、温かいのびやかな筆致で描くシリーズ第1弾。オレンジの切手の秘密とは? CWAデビュー・ダガー受賞作。
                                (「内容紹介」より)

                              • 2009年

                                スティーグ・ラーソン(Stieg Larsson)

                                ミレニアム(The Girl with the Dragon Tattoo(Man som hatar kvinnor))

                                • 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆

                                月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家の違法行為を暴く記事を発表した。だが名誉毀損で有罪になり、彼は『ミレニアム』から離れた。そんな折り、大企業グループの前会長ヘンリックから依頼を受ける。およそ40年前、彼の一族が住む孤島で兄の孫娘ハリエットが失踪した事件を調査してほしいというのだ。解決すれば、大物実業家を破滅させる証拠を渡すという。ミカエルは受諾し、困難な調査を開始する。
                                (「内容紹介」より)

                              • 2008年

                                タナ・フレンチ(Tana French)

                                悪意の森(In the Woods)

                                  ダブリン郊外の森の中で少年と少女が姿を消してから20数年、同じ森の近くで少女の他殺死体が。刑事のロブとキャシーは、少女の家族が隠し事をしていると感じる。やがて少女の姉がロブに接近し…。
                                  (「内容紹介」より)

                                • 2007年

                                  ニック・ストーン(Nick Stone)

                                  ミスター・クラリネット(Mr. Clarinet)

                                    生きて連れ帰れば1000万ドル、死体でも500万ドル。それが、2年前に忽然と姿を消した3歳の少年チャーリーの発見にかけられた報償金だった。依頼人は、ハイチの実業界を牛耳るグスタヴ・カーヴァーの息子で、チャーリーの父親アラン。7年前、幼女を惨殺した少年少女3人を殺して服役、ようやく出所した元私立探偵マックス・ミンガスにとっては喉から手が出るほど欲しい金だ。だが、調査の舞台は警察組織などなきに等しく、いまだにヴードゥーの呪術や占いが力をふるうハイチ。しかも、マックスの前に雇われた3人の探偵は1人が惨殺され、1人は行方不明、1人は精神錯乱となっていた。さらに、マックスに深い恨みを持つ連続殺人者ブークマンが米国から強制送還され、首都ポルトープランスにいるという。それだけの危険と報酬を秤にかけ、ためらっていたマックスだったが、服役中に事故死した妻が夢まくらに立って依頼を受けるよう訴えてきたし、また下調べで訪れたマイアミの教会の司祭から、子どもをさらうハイチ版ハーメルンの笛吹き「ミスター・クラリネット」の伝説を教えられ、やはり失踪したという司祭の姪の行方を捜すよう頼まれたこともあって、ポルトープランスへ向かうことを決意する。だが、そこでマックスを待っていたのは、まさに悪夢としか言いようのない世界だった……!
                                    (「内容紹介」より)

                                  • 2006年

                                    ブライアン・フリーマン(Brian Freeman)

                                    インモラル(Immoral)

                                      妖しい緑色の瞳、艶のある唇、豊かな胸。その少女の肢体は淫らすぎた―町じゅうの男を虜にしていた17歳の女子高校生レイチェルが忽然と姿を消した。失踪直前、同級生の男を誘惑し、嬉々としていた彼女がなぜそんな不可解な行動を?ダルース警察のストライドは、レイチェルの義父が娘に色目を使っていた事実を知り、義父を逮捕する。やがて法廷で審理が始まるが、そこには悪夢が…マカヴィティ賞最優秀新人賞受賞作。
                                      (「BOOK」データベースより)

                                    • 2005年

                                      ハーレイ・ジェーン・コザック(Harley Jane Kozak)

                                      誘惑は殺意の香り(Dating Dead Men)

                                        グリーティングカード・ショップの雇われ店長ウォリーの悲願は独立して自分の店を持つこと。そのためデートクラブのアルバイトもこなし、多忙な日々を過ごしている。ところが、予想外の事態が勃発した。偶然道端で射殺死体を発見。しかも現場で出会った怪しげながらも魅力的な男性に一目惚れしてしまったのだ。彼の正体は?殺人事件の真相は?マカヴィティ、アンソニーの両新人賞に輝いた、ロマンティック・サスペンス。
                                        (「BOOK」データベースより)

                                      • 2004年

                                        ジャクリーン・ウィンスピア(Jacqueline Winspear)

                                        夜明けのメイジー(Maisie Dobbs)

                                          ロンドンで探偵事務所を開いたメイジーの初めての仕事は、上流婦人の浮気調査だった。早速、尾行を始めたものの、たどりついたのは寂しい墓地。貴婦人には一体どんな秘密が…?自らの才覚を頼りに、メイドから大学生、看護婦、そして探偵へと我が道を切り拓くメイジーのドラマチックな運命!二〇世紀初頭の古さと新しさが同居する英国を舞台に、恋に仕事に真摯なメイジーの姿を描くアガサ賞、マカヴィティ賞受賞作。
                                          (「BOOK」データベースより)

                                        • 2003年

                                          ジュリア・スペンサー=フレミング(Julia Spencer-Fleming)

                                          (In the Bleak Midwinter)

                                          • 2002年

                                            C・J・ボックス(C.J.Box)

                                            沈黙の森(Open Season)

                                              ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケット。気持ちは優しいが、州知事を偶然検挙してしまうような不器用な男。ある日裏庭で見つけた死体は、かつて彼の銃を奪おうとした密猟者だった。次いでキャンプ場にも二人の死体が…。「新ヒーロー誕生」と全米で絶賛され、主要新人賞を独占した、大型新人登場。
                                              (「BOOK」データベースより)

                                            • 2001年

                                              デイヴィッド・リス(David Liss)

                                              紙の迷宮(A Conspiracy of Paper)

                                              • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
                                            • 2000年

                                              ポーラ・L.ウッズ(Paula L. Woods)

                                              エンジェル・シティ・ブルース(Inner City Blues)

                                                黒人の白人警官に対する憎悪が頂点に達し、暴動が発生―ロス市警の女性刑事ジャスティスは鎮圧に乗り出すが、暴動の最中、殺人事件が起きてしまう。しかも、被害者は、十数年前に彼女の夫と娘を射殺した黒人解放組織の元幹部だった。千々に乱れる思いの中、ジャスティスは事件の真相を追うが…。汚れた街を吹き抜ける荒荒しくも美しい一陣の風。深き心の傷に負けないニュー・ヒロインが活躍するマカヴィティ賞受賞作。
                                                (「BOOK」データベースより)

                                              • 1999年

                                                ジェリリン・ファーマー(Jerrilyn Farmer)

                                                死人主催晩餐会(Sympathy for the Devil)

                                                  わたしの名前はマデリン。ハリウッドてパーティの企画や料理のケータリングをしている。今日の仕事は大物プロデューサーのブルーノが主催するハロウィーンパーティ。盛況のうちに終わると思われたその時、突如悲鳴が。ブルーノが誰かに毒殺されたのだ。キッチンにいた同僚が疑われ、わたしは犯人探しに立ち上がる。ケータリング探偵マデリンが活躍するレシピ満載のおいしい新シリーズ。マカヴィティ賞最優秀新人賞受賞作。
                                                  (「BOOK」データベースより)

                                                • 1998年

                                                  ペニー・ワーナー(Penny Warner)

                                                  死体は訴える(Dead Body Language)

                                                    わたしは耳が不自由。だけど言葉を話せるし、読唇術などを駆使して女性新聞記者として多忙な毎日を送っている。そんなわたしのもとに前町長の未亡人が訪れ、行方不明の妹を捜す広告を依頼してきた。だがその夜、広告は突然キャンセル、翌朝、彼女は死体で発見された。保安官は自殺と見るが、死体のポーズが気になるわたしは密かに調査を始める―研ぎ澄まされた感性で事件を追うコナーの活躍を描くマカヴィティ賞受賞作
                                                    (「BOOK」データベースより)

                                                  • 1997年

                                                    デイル・フルタニ(Dale Furutani)

                                                    ミステリー・クラブ事件簿(Death in Little Tokyo)

                                                      日系3世作家が書き下ろした長編ミステリー。ロサンゼルスのリトル・トーキョーで起きた惨殺事件。容疑者にされたケン。事件の鍵は、ミステリー・クラブにあるのか…。アガサ、マキャヴィティ、アンソニーという三つのミステリー賞の最優秀処女作部門にノミネートされ、マキャヴィティとアンソニーの二つの賞を受賞。
                                                      (「BOOK」データベースより)

                                                    • 1996年

                                                      ダイアン・デイ(Dianne Day)

                                                      フリモント嬢と奇妙な依頼人(The Strange Files of Fremont Jones)

                                                        窮屈なしきたりなんて、まっぴら―わたしは女ひとり、タイピング・サーヴィス業で身を立てることにした。だがやがて、わたしの依頼人たちに次々と恐ろしい事件が!オフィスにやってきた中国人が、数日後何者かに殺され、作家志望の青年は、原稿を預けたきり消息を絶ってしまった。好奇心を抑えきれず、わたしは調査にのりだすが…ガス灯時代のサンフランシスコに勝ち気なアマチュア探偵登場。マカヴィティ賞受賞作。
                                                        (「BOOK」データベースより)

                                                      • 1995年

                                                        ジェフ・アボット(Jeff Abbott)

                                                        図書館の死体(Do Unto Others)

                                                          田舎町で図書館の館長を務めるジョーダン・ポティートは、身の不運を嘆いた。前の日に口論した中年女性が、あろうことか彼の図書館で他殺体で発見されたのだ。その被害者はジョーダンや彼の母親らの名前と、聖書からの引用を記した奇妙極まるメモを隠し持っていた。殺人の容疑者となったジョーダンは、身の証しを立てるために犯人捜しを始めるが―アガサ賞、マカヴィティ賞の最優秀新人賞を受賞した人気シリーズ第1弾。
                                                          (「BOOK」データベースより)

                                                        • 1994年

                                                          シャラン・ニューマン(Sharan Newman)

                                                          (Death Comes as Epiphany)

                                                          • 1993年

                                                            バーバラ・ニーリイ(Barbara Neely)

                                                            怯える屋敷(Blanche on the Lam)

                                                              ひょんなことから警察に追われるはめに陥った黒人家政婦のブランチは、身を隠すためにある富裕な一家の別荘で働くことにした。だが、屋敷には不穏な空気が漂っていた。どうやら、莫大な財産をめぐる対立があるらしい。やがて、一家と親交のある保安官が謎の死を遂げて…家政婦ブランチ・ホワイトが、知恵と勘を働かせて事件の謎を解きあかす。アンソニー賞、アガサ賞、マカヴィティ賞の最優秀処女長篇賞に輝いた話題作。
                                                              (「BOOK」データベースより)

                                                            • 1992年

                                                              メアリ・W・ウォーカー(Mary Willis Walker)

                                                              凍りつく骨(Zero at the Bone)

                                                              • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆

                                                              闇の中で大きく目を開けて、目の前の光景を想像した。二メートルを超える太った雌の大蛇が、ゆっくりととぐろを解いている。骨まで凍りつき、身体に氷の芯ができたようだ。部屋は不気味なほど静かだった。―悲惨な死を遂げた父の謎を追う美人犬訓練士キャサリンの身に危難が…。アガサ賞受賞の傑作。
                                                              (「出版社の解説目録」より)

                                                            • 1992年

                                                              スー・ヘンリー(Sue Henry)

                                                              犬橇レースの殺人(Murder on the Iditarod Trail)

                                                                賞金25万ドルを賭けた有名な犬橇レースで、参加者が木に激突して死亡した。事故の状況には不審な点が多く、アラスカ州警察のジェンセン巡査部長は殺人の疑いを抱き捜査を開始する。彼は女性参加者のジェシーに協力を求め、密かに情報を得るが、やがて新たな犠牲者が!大自然の猛威のなか、ゴールを目指して連続殺人事件の真相を探る刑事。アンソニー賞、マカヴィティ賞の最優秀処女長篇賞を受賞した、迫力のサスペンス。
                                                                (「BOOK」データベースより)

                                                              • 1991年

                                                                パトリシア・コーンウェル(Patricia Cornwell)

                                                                検屍官(Postmortem)

                                                                • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆

                                                                襲われた女性たちは皆、残虐な姿で辱められ、締め殺されていた。バージニアの州都リッチモンドに荒れ狂った連続殺人に、全市が震え上がっていた。犯人検挙どころか、警察は振回されっ放しなのだ。最新の技術を駆使して捜査に加わっている美人検屍官ケイにも魔の手が―。MWA処女作大賞受賞の傑作長編。
                                                                (「BOOK」データベースより)

                                                              • 1990年

                                                                ジル・チャーチル(Jill Churchill)

                                                                ゴミと罰(Grime and Punishment)

                                                                  ジェーンの朝は、三人の子供たちを起こして回ることから始まる。平凡な一日? でも今日はいつもと様子が違う。お隣で、掃除婦さんが掃除機のコードで絞殺されてしまったのだ。疑われたのは近所の主婦一同。わが家を守るため、ジェーンは探偵役を買って出たが……。アガサ賞最優秀処女長編賞に輝く期待の本格ミステリ登場!
                                                                  (「BOOK」データベースより)

                                                                • 1989年

                                                                  キャロライン・グレアム(Caroline Graham)

                                                                  蘭の告発(The Killings at Badger's Drift)

                                                                    イングランドの森深く、ひっそりと咲く幻の華。ミス・シンプソンは友人ミス・ベルリンガーに先駆けてその蘭をみつけようと森の中を散策していた。葉のそよぎ、鳥の嗚き声。さまざまな森のざわめきのなかで彼女が見てしまったものは何だったのか?秘められた禁断の愛、そしてあまりに自然すぎるミス・シンプソン81歳の死。主任警部バーナビーが捜査するうち、村の住人の隠された私生活が洗い出されていく。田園風景のなかで繰広げられるブリティッシュ・ミステリーの至高。
                                                                    (「BOOK」データベースより)

                                                                  • 1988年

                                                                    ロバート・クレイス(Robert Crais)

                                                                    モンキーズ・レインコート(The Monkey's Raincoat)

                                                                      ネコと同居し、ヨガと中国拳法を操る、タフでクールなヴェトナム帰りの私立探偵エルヴィス・コールとマッチョな相棒ジョー・パイク。「軽い仕事」のはずだった失踪父子の捜索は映画界につきもののコカインがらみでシンジケートとの対決へ…スプリングスティーンのしゃがれ声が似合う冬のロサンジェルスを舞台に粋な探偵の生き様を描く、エルヴィス・コールシリーズ第1弾。
                                                                      (「BOOK」データベースより)

                                                                    • 1987年

                                                                      マリリン・ウォレス(Marilyn Wallace)

                                                                      (A Case of Loyalties)

                                                                      • 1987年

                                                                        フェイ・ケラーマン(Faye Kellerman)

                                                                        水の戒律(The Ritual Bath)

                                                                          夏の闇をついて一件のレイプ事件が発生した。現場は、地元民がほとんど足を踏みいれることのないユダヤ人コミュニティ。厳格な戒律に従って敬虔な毎日を送っていたはずの彼らが、なぜこのような事件を引き起こしたのか?立ちはだかる宗教の壁を前に、未成年犯罪担当のデッカーは困難な捜査を強いられるが…。マカヴィティ賞最優秀処女長編賞に輝く、スリリングなデビュー作。
                                                                          (「BOOK」データベースより)