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1. 石に刻まれた時間 ： ロバート・ゴダード

   読後感：☆☆　　再読度：☆☆
   最愛の妻を亡くした主人公が親友の邸宅に逗留するが、この邸宅はかつて夫が妻を射殺するという事件が起きた場所だった。少しホラー風タッチのサスペンス・ミステリィ。

2. 最期の喝采 ： ロバート・ゴダード

   読後感：☆☆　　再読度：☆☆
   離婚訴訟中の妻に未練がある落ち目の舞台俳優が、妻からの依頼で始めた探偵のまね事で巻き込まれる事件を描いたミステリィ。

3. さよならは言わないで ： ロバート・ゴダード

   読後感：☆☆☆　　再読度：☆☆☆
   駆け落ちを誓った人妻を建築家としての野心に負けて裏切った男が12年後に知るかつての恋人が犯した殺人事件。切ないロマンチック・ミステリィ。

4. 惜別の賦 ： ロバート・ゴダード

   読後感：☆☆☆　　再読度：☆☆
   34年ぶりに再会した少年時代の親友が自殺した事から、昔の起こった殺人事件の謎を解明しようとする男。情感あるミステリィ。

5. 千尋の闇 ： ロバート・ゴダード

   読後感：☆☆☆　　再読度：☆☆☆
   不遇だった20世紀初頭の政治家の回顧録から浮かび上がる人間の運・不運と尊厳を描いた上質のミステリィ。

6. 鉄の絆 ： ロバート・ゴダード

   読後感：☆☆☆　　再読度：☆☆
   スペイン内戦時の過去の事件を絡ませながら、現代で起こった殺人事件の謎を追うミステリィ・サスペンス

7. 永遠に去りぬ ： ロバート・ゴダード

   読後感：☆☆☆　　再読度：☆☆
   山歩きの途中に偶然出会った女性が惨殺された事から事件の渦中に巻き込まれていく官僚。ゆったりとした展開から急展開する複雑な物語だけどゴダード作品らしさは少ない印象。

8. リオノーラの肖像 ： ロバート・ゴダード

   読後感：☆☆☆　　再読度：☆☆
   イギリスの地方の貴族の邸宅を主な舞台とした郷愁を誘う格調高い歴史ミステリィ。